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『人生の運転手(ドライバー)~明るい未来に進む路~』公式サイト

未来行きのバスに乗りませんか
未来行きのバスに乗りませんか
人生の運転手(ドライバー)~明るい未来に進む路~
10月1日[金] 人生に転機が訪れる!
失恋・失業・失意・「三“矢”」からの人生挽回物語失恋・失業・失意・「三“矢”」からの人生挽回物語
『人生の運転手ドライバー ~明るい未来に進む路~』
原題:『阿索的故事』/
英題:『The Calling Of A Bus Driver』
出演
イヴァナ・ウォン、フィリップ・キョン、エドモンド・リョン、ジャッキー・ツァイ
監督:パトリック・コン
2020年/香港/105分/DCP/
広東語・北京語/日本語字幕:最上麻衣子映倫
配給:武蔵野エンタテインメント株式会社
出品

 Introduction 

恋にも仕事にも
一生懸命な女性が恋人に裏切られ、
仕事を失うという最悪な状況から
明るく前向きに歩む姿を描いた
1本の香港映画――
それが
『人生の運転手(ドライバー)  
  ~明るい未来に進む路~』

主人公ソックを演じるのは香港でシンガーソングライターとして活躍するイヴァナ・ウォン。役作りのため実際にバス運転の免許証を取得するなどソックに負けない努力家で、前向きに生きる女性を活き活きと演じている。復讐に燃えるレイ・ザンマンにはフィリップ・キョン。ヤクザなどハードな役からコミカルな役まで演じることができる実力派俳優である。また、人気歌手のエドモンド・リョンが気弱で浮気者のジーコウを演じている。そしてソックたちの運命を狂わせる悪女ケイケイを演じるのはジャッキー・ツァイ。披露宴会場でソックを罵るシーンは必見。

個性的な俳優陣をとりまとめるのはパトリック・コン監督。得意とするスパイスのきいたラブコメに心温まる物語をプラスし、俯きがちになった心をそっと、さりげなく前向きにさせる作品を紡ぎあげた。

ソックが励まされた言葉が皆さんに届きますように。

人生はバスに乗ることと似ている。
乗り間違えても正しいバスに乗ればいい。
心配ない。必ず目的地に着く―――
バス

 Story 

恋人が経営するチリソース店「陳三益」で働くソック。今の生活に特に不満もなく、恋人のジーコウを助けるため毎日一生懸命働いている。ある日ふたりの前にケイケイという女性が現れたことから、ソックとジーコウはすれ違い始める。そしてジーコウとケイケイの浮気現場に遭遇し、ソックはジーコウの元を離れる。

失意の中、ソックは心機一転幼いころからの夢であったバス運転手になる。徐々に穏やかな日常を取り戻し始めるが、突然現れたケイケイの元カレというレイ・ザンマンから“復讐話”を持ち掛けられ……

 Cast 

イヴァナ・ウォン(Ivana WONG/王菀之)

イヴァナ・ウォン(Ivana WONG/王菀之)

ソック(蒋九索)役
1979年6月18日香港生まれ。6歳からピアノを学び始めるなど音楽の才能をのばす。カナダ・バンクーバーの大学在学中に参加した「CASH流行曲創作大賽」にてグランプリを受賞。2005年にシンガーソングライターとしてデビュー、その年の様々な音楽賞で最優秀新人賞を受賞する。2007年から俳優業を始め、2013年TVドラマ「老表、你好嘢!」に出演、2014年には『金鶏SSS(原題)』『Delete愛人(原題)』他計4本の映画に出演し、「第34回香港電影金像奨」にて最優秀新人賞、最優秀助演女優賞をW受賞する。コメディ映画だけでなく、アン・ホイ監督『明日幾時有(原題)』(17年)のドラマ作品や、『ソウルフル・ワールド』(20年)の22号役を吹き替えるなど幅広く活躍している。

フィリップ・キョン(Philip KEUNG/姜皓文)

フィリップ・キョン(Philip KEUNG/姜皓文)

レイ・ザンマン(李振民)役
1966年10月26日香港生まれ。1986年「第一回Mr. TV Quest(電視先生選挙)」準優勝をきっかけに芸能界入りする。TVドラマに数多く出演する一方、『ヒーロー・ネバー・ダイ』(98年)、『コンシェンス 裏切りの炎』(10年)、『奪命金』(11年)など映画にも精力的に出演。その後もジョニー・トー、ダンテ・ラム、アンドリュー・ラウ、ニック・チョン、本作のパトリック・コンなどの映画監督作品に出演。「香港電影金像奨」では、『大樹は風を招く』(16年)で初めて助演男優賞にノミネート、翌年の『SHOCK WAVE ショック ウェイブ 爆弾処理班』(17年)で最優秀助演男優賞を受賞。以降、毎年ノミネートされており、演技派俳優として評価されている。『トレイシー』(18年)でトランスジェンダーの中年男性、日本の大人気ゲームを映画化した『真・三國無双(原題)』(21年)では張角を演じるなど、近年最も活躍している俳優のひとりである。

エドモンド・リョン(Edmond LEUNG/梁漢文)

エドモンド・リョン(Edmond LEUNG/梁漢文)

チャン・ジーコウ(陳志高)役
1971年11月5日香港生まれ。小さい頃からサッカーに熱中し、16歳から3年間香港サッカー代表(青年チーム)の選手に選ばれる。その一方1988年から本格的に歌を学び、1989年に「第8回新秀歌唱大賽」に出場し歌手として芸能界入りを果たす。1991年にデビューアルバムを発売、その後数多くのヒット曲を送り出し人気を博す。1996年ウィルソン・イップ監督『旺角風雲(原題)』に主演し映画デビュー。その後は歌手活動を主軸に、俳優活動は『ボクらはいつも恋してる! 金枝玉葉2』などにゲスト出演をしている。本作はデレク・クォック、ヘンリー・ウォンが監督したバドミントンアクションコメディ『全力スマッシュ』(15年)以来の映画出演となる。

ジャッキー・ツァイ(Jacky CAI/蔡潔)

ジャッキー・ツァイ(Jacky CAI/蔡潔)

ケイケイ(程琪琪)役
1989年1月2日中国・広東省生まれ。広州にある曁南大学の監督科を卒業後、オーストラリアのロイヤルメルボルン工科大学(RMIT大学)に入る。2012年に「ミスメルボルン華僑」に出場し、歴代最多7つの賞を受賞した。卒業後、香港のパン・ホーチョン監督に見いだされ『アバディーン』(14年)で映画デビューし、「第34回香港電影金像奨」の最優秀新人賞にノミネートされた。その後も『SPL 狼たちの処刑台』(17年)、『オペレーション:レッド・シー』(18年)、『インビジブル・スパイ』(19年)など映画作品に出演する一方、監督や脚本などにも意欲的に取り組んでいる。今回の役名であるケイケイ(琪琪)はパトリック・コン監督作品ではヒロインの恋敵としてしばしば登場し、『記念日』(15年)でもジャッキー・ツァイがケイケイを演じている。

スーザン・ショウ(Susan SHAW/邵音音)

スーザン・ショウ(Susan SHAW/邵音音)

ソックの祖母役
1950年8月27日香港生まれ。幼い頃に家族と共に台湾に渡る。香港に戻った後、エキストラで映画出演し、その後俳優デビュー。デビュー当時はセクシーな演技で知名度を上げ、その後も助演俳優として活躍するが、2007年に出演したデレク・クォック監督『野・良犬(原題)』では「第27回香港電影金像奨」の最優秀助演女優賞を受賞。現在では個性的な老女役で多くの作品に出演している。

キャンディ・チャン(Candy CHEUNG/文雪児)

キャンディ・チャン(Candy CHEUNG/文雪児)

ソックの母役
1960年3月1日香港生まれ。京劇役者の父の影響で、幼い頃から武芸を習う。1970年代半ばに芸能界入りし、多くのTVドラマや映画で得意の武芸を披露する。1978年TVドラマ「浣花洗剣録(原題)」でレスリー・チャンの恋人役で主演し、一躍人気が出る。1991年に芸能界から引退するが、2013年俳優復帰し、2019年には『再見UFO』で映画出演した。『カンフーハッスル』で豚小屋砦の女主人を好演したユン・チウは実姉である。

ダニー・サマー(Danny Summer/夏韶聲)

ダニー・サマー(Danny Summer/夏韶聲)

ソックの父役
1952年12月8日香港生まれ。「香港ロックの父」と称される歌手である。勉強が嫌で中学の頃から様々な仕事につく。1974年ホテルでバンド活動をしていた時テレビ局のプロデューサーの目に留まり、ミュージシャンとして芸能界デビューを果たす。ハスキーボイスが特徴で、多くのヒット曲を生み出す。役者としては、消防学校の教官を演じたTVドラマ「烈火雄心」のほか映画『SPL 狼よ静かに死ね』(05年)などに出演している。

ナタリー・トン(Natalie TONG/唐詩詠)

ナタリー・トン(Natalie TONG/唐詩詠)

ボウ(阿宝)役
1982年5月3日香港生まれ。中学の頃からモデルとして活動を開始し、2000年TVBのドラマ「青春@Y2K」で俳優デビュー、2002年には『嫁個有銭人(原題)』で映画に初出演する。2003年から香港のTV局TVBと契約し、TVB制作のドラマを中心に数多く出演する。映画出演は少ないが、2021年公開予定のアーロン・クォック、トニー・レオン主演の『風再起時(原題)』に出演、今後映画での活躍が期待される女優のひとりである。

ボブ・ラム(Bob LAM Shing Bun/林盛斌)

ボブ・ラム(Bob LAM Shing Bun/林盛斌)

バン(斌哥)役
1979年9月24日香港生まれ。ラジオやテレビでMCを務める。2012年から俳優業を開始する。2013年TVドラマ「老表、你好嘢!」ではイヴァナ・ウォンと共に出演し、以降も多くのTVドラマに出演する。2006年には映画にも進出、「第12回大阪アジアン映画祭」で上映された『77回、彼氏をゆるす』(17年)や、2020年には主演としてマレーシア映画『財神2020(原題)』など50本以上の映画に出演する。

ベン・ユエン(Ben YUEN/袁富華)

ベン・ユエン(Ben YUEN/袁富華)

フェイ(大飛哥)役
1964年2月12日香港生まれ。舞台俳優として数多くの作品に出演し、1995年に映画に進出、1999年チャウ・シンチー監督の『喜劇王』にギャング役で注目を浴びる。『トレイシー』(18年)で「第38回香港電影金像奨」の最優秀助演男優賞受賞、『叔・叔(スク・スク)』(19年)では「第56回金馬奨」優秀主演男優賞にノミネートされるなど、香港映画に欠かせない俳優である。日本での最新公開作は『花椒の味』(19年)。

 Staff 

脚本・監督:パトリック・コン(Patrick KONG/葉念琛)

脚本・監督:パトリック・コン(Patrick KONG/葉念琛)

1975年3月19日香港生まれ。脚本家として映画業界に入る。脚本家としてクレジットされている作品にエリック・コット監督『初恋』(98年)、パン・ホーチョン監督『大丈夫』(03年)などがある。2004年脚本を手掛けた『甜絲絲(原題)』を自ら監督し、映画監督デビューを果たす。その後も現代の香港に生きる若い男女の恋物語を描く作品を多数撮りあげ、若者の共感を得る。多種多様な恋模様を描くが、特に「三角関係」を得意とし、今回の『人生の運転手(ドライバー)~明るい未来に進む路~』でもその見事な手腕を発揮している。日本での公開作品はないが、「恋愛4部作」と言われる『独家試愛(原題)』(06年)、『十分愛(原題)』(07年)、『我的最愛(原題)』(08年)、『記念日(原題)』(15年)がある。

監督からのメッセージ
『人生の運転手(ドライバー)~明るい未来に進む路~』が描くのは、「人生には曲がり角がある」ということ。
ソックは失業、失恋、失意の「三失」に見舞われるが、楽観的な性格で自暴自棄になることもなく、人生の崖っぷちで活路を見いだすのだ。
「行いては到る水の窮まるところ 坐しては看る雲の起きる時」という詩が言うように、人生の窮地に立たされた時、諦めないためには、逆境を受け流し、再出発する勇気を持つこと! 人は一生苦しむことはない。苦しいのは一時だけである。
一時の苦しみの中で心を落ち着かせ、パワーアップできれば、すべての苦難は神が与えた試練だと割り切れる。
しっかり休養し、心軽く、体についたホコリを払って、気持ちを奮い立たせて、明るい未来に進もう。
劇中のソックのように、僕らも楽観的に、明るく、ガッツを持って生きたい。
監督 パトリック・コン

 Trailer 

 Theater 


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